これだけは書いておこう!エンディングノートの簡単チェックリスト

これだけは書いておこう!エンディングノートの簡単チェックリスト 思いを伝える


エンディングノートってなあに?

エンディングノートは、もしもの時にあなたが大切にしていることを家族に伝えるための、とても大事なノートです。病気になったり、年を取って自分の気持ちを伝えられなくなったりした時も、このノートがあれば家族は困りません。

大事なのは、あなたの思いをはっきり書いて残すことです。

エンディングノートが役立つ時

  • 病気やケガの時: 急な病気やケガで病院に行った時、どんな治療を受けたいか、家族にどうしてほしいかを伝えられます。
  • 介護が必要になった時: 体が不自由になったり、認知症になったりした時に、どんな介護をしてほしいかを伝えられます。
  • お金や持ち物のこと: 誰に何を渡したいか、どうしてほしいかがはっきりするので、家族がお金や持ち物のことで困りません。
  • 自分の人生をふり返る時: これまでの人生をふり返って、家族に伝えたい気持ちや、これからやりたいことを見つけるきっかけにもなります。

ノートを書くコツ

  • 書けるところから少しずつ: 全部完璧に書こうとしなくて大丈夫です。書けるところから、ゆっくり始めてみましょう。
  • 時々見直して書き直す: あなたの気持ちは変わることもあります。定期的に見直して、書き直しましょう。
  • 大事な情報のしまい方: 誰にも見られないよう大事にしつつ、家族が困った時に「どこにあるか分かる場所」にしまいましょう。
  • 日付を忘れずに: いつ書いた情報か分かるように、項目ごとに日付を書いておきましょう。
  • 「キーパーソン」を決めよう: あなたの代わりに、ノートに書かれたことを実行してくれる人を「キーパーソン」と言います。病院の手続きなど、大切な役目を担う人です。頼れる人がいない場合は、誰にするかよく考えましょう。

エンディングノート 簡単チェックリスト

あなたの今の気持ちを、下の項目に沿って書いてみましょう。

あなたのこと

  • 書いた日:
  • あなたの名前:
  • 誕生日:
  • 住所:
  • 電話番号:

もしもの時の連絡先

  • 緊急で連絡してほしい人(家族、親戚、友人など):
    • 名前と電話番号、あなたとの関係も
  • よく行く病院の名前と電話番号:
  • 今飲んでいる薬の名前:
    • 薬のアレルギーや、これまでにかかった病気も書いておくと安心です。

医療や介護のこと

  • もしもの時、延命治療を受けたいですか?(長く生きるための治療のこと)
    • どんな時に、どうしてほしいか、あなたの気持ちを詳しく書いてみましょう。
  • 病気のことを、家族の誰に、どう伝えてほしいですか?
  • 最後の時間をどこで過ごしたいですか?(家、病院、ホスピスなど)
  • 介護が必要になったら、誰に、どんな介護をしてほしいですか?
  • 臓器提供(ぞうきていきょう)を希望しますか?

お葬式やお墓のこと

  • お葬式は、どんな風にしてほしいですか?
    • 家族だけで小さくやりたい?
    • たくさんの人に来てもらいたい?
    • お花は? 音楽は?
  • 入る予定のお墓はどこですか?
    • もし決まっていないなら、どんなお墓に入りたいですか?
  • 遺影写真(お葬式に飾る写真)はどれがいいですか?

お金や持ち物のこと

  • 病気や葬儀、お墓のお金は用意してありますか?
  • 誰かに財産(お金、家、土地など)を残したいですか?
    • 銀行口座や、持っている株、生命保険などの情報も書いておくと良いでしょう。
  • 借金などマイナスの資産も書いておこう
    (書きづらいけど、あとから見つかると家族がとても困ります)

デジタル情報と大切な人へのメッセージ

  • パソコンやスマホ、SNSのデータは、どうしてほしいですか?
    • ログイン情報なども書いておくと、家族が困りません。
  • 飼っているペットがいますか?
    • 誰に、どう世話をしてほしいですか?
  • このノートを、誰に読んでほしいですか?
  • 家族や友人へ、伝えたいメッセージはありますか?
  • 誰かに譲りたい思い出の品はありますか?

【まとめ】これだけ書いておこう!簡単チェックリスト

  1. 書いた日:
  2. あなたの名前:
  3. 誕生日:
  4. 住所:
  5. 電話番号:
  6. 緊急で連絡してほしい人(家族、親戚、友人など):
  7. よく行く病院の名前と電話番号:
  8. 今飲んでいる薬の名前:
  9. もしもの時、延命治療を受けたいですか?
  10. 病気のことを、家族の誰に、どう伝えてほしいですか?
  11. 最後の時間をどこで過ごしたいですか?
  12. 介護が必要になったら、誰に、どんな介護をしてほしいですか?
  13. 臓器提供を希望しますか?
  14. お葬式は、どんな風にしてほしいですか?
  15. 入る予定のお墓はどこですか?どんなお墓にはいりたいですか?
  16. 遺影写真(お葬式に飾る写真)はどれがいいですか?
  17. 病気や葬儀、お墓のお金は用意してありますか?
  18. 誰かに財産(お金、家、土地など)を残したいですか?
  19. 銀行口座や、持っている株、生命保険などの情報
  20. 借金などマイナスの資産
  21. 遺言書(いごんしょ)は書いてありますか?
  22. パソコンやスマホ、SNSのデータは、どうしてほしいですか?
  23. 飼っているペットは誰に、どう世話をしてほしいですか?
  24. このノートを、誰に読んでほしいですか?
  25. 家族や友人へ、伝えたいメッセージはありますか?
  26. 誰かに譲りたい思い出の品はありますか?

市販のエンディングノートも売ってたりしますが、紙に上記だけ書いておけばOKです。

せっかく書いたエンディングノートはどこに保管をする?

読んでもらいたい人にみつけてもらえないとせっかく書いた意味がなくなってしまいます。
保管場所はよく考えよう!

あまり人に見られたくないものですが、いざというときに見てほしいですよね。
わたしのエンディングノートの保管場所は、上記のリストを書いた便箋を封筒に入れて、通帳などの貴重品といっしょに置いています。
きっと見つけてくれるはず!

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